スマートフォンの広がりや進化について詳しく解説しています!

スマートフォンの普及


今でこそ「携帯電話」と言われればスマートフォンを思い浮かべる人が大勢いますが、昔の「携帯電話」は本当の固定電話を携帯できるように軽量化・小サイズ化したもので、今の大人世代が若いころには「ガラパゴスケータイ」と言われるような携帯電話がよく用いられていました。現在はスマートフォンが普及し始めてから数十年が経っていますから、スマートフォン端末の進化も目覚ましい発展がみられていますが、そもそものスマートフォンの原型となった携帯電話は昭和60年頃に発売され、平成8年ごろにやっと折り畳み式の携帯電話が普及し始めました。ガラパゴスケータイという呼び方をされる、上半分が液晶画面、下半分が物理キーボードになっている携帯電話に新機種が続々登場する最中、平成20年頃に世界で初めてiPhoneが発売され始めたのです。

iPhoneが発売された平成20年(2008年)頃から、だんだん人々の生活にスマートフォン端末が馴染んでいきました。当初は折り畳み式の携帯電話とスマートフォンを持つ人の両方がいましたが、iPhone端末が新機種を出して機能性を増し、ついに平成21年である2009年には、apple社だけではなくGoogle社のOSを搭載した「Android」端末も発売され、とうとうスマートフォン派のユーザーが増え始めていきました。最初のうちはiPhone端末のみがスマートフォンとして扱われていましたが、Android端末の台頭以降はスマートフォン端末として選べる機種・デザインがどんどん増えていったため、それまで「ガラケー派」だった人達もスマートフォンを持つことが多くなっていきました。